導入事例
Rosicを活用して成果を上げている企業の事例をご紹介します
財務、営業、仕事、人事等の情報を統合した柔軟なレポートを実現し、 経営と現場を支援し、事業戦略を推進するシステム構築と運用に成功
(8/8)
INDEXINDEX
目次
- 「新プラットフォーム戦略」の実践と長年の課題解決を目指すシステムの構築
毎月、丸々3日はExcel作業に費やしているにも関わらず、本社と事業所で同じデータを
活用できなかった状況を打破するための「事業管理システム」とは。 - 一般的に良いと言われる】に惑わされないシステム構築ベースの選定
Excel?基幹人事システム?BI(ビジネスインテリジェンス)ツール?
どのような検討をして、システム構築基盤を決めたのか? - 自社に合った情報提供が、現場・経営層の意識と行動を変える
損益の数字、契約、仕事、人的情報を、事業所・エリアごとに一枚に集約したレポートを毎月更新。
経営層からは新しい要望が、地域マネジャーは自分の業務に活用。確実な行動変化が。 - 楽になるだけではない、「仕事の質を向上させる業務の効率化」を実現
現場での集計作業がほぼすべて削減、事業所の負担を大幅に減らすことにも成功したシステムが、
生み出した本当の価値は、人事・現場の仕事の質の向上だった。 - システムの質を大きく左右する、要件定義時のプロとしてのアドバイスと提案
敢えて人の手を介する運用を残すというアドバイスも。
走りながら考えていくプロジェクトにもかかわらず、良手戻りが非常に少なかった理由。 - 柔軟なレポーティング機能が、重要な仮説検証・未来予測を実現する
専用画面や固定テンプレートの限界を超えて、自社に必要な形のレポートをどのように
実現し続けているのか?「目からウロコ」の、Excelレポートの活用術も。 - 会社の文化や仕事の仕方を変えていく原動力となるシステムに育てる
人事関連の情報も含めて総合的な組織力のランキングを発表、健全な競争意識を育むとともに、
エリア内での学び合いも促進。ビジネスと組織・人の成長に貢献するシステムに - 水ingAM様の取り組みから学ぶべきポイント
財務、営業管理、人事管理といった既存のカテゴリを横断する必要があるため、既存システムの
観点から考えると、名前をつけることが難しいグレーゾーンへの取り組みは何故成功したのか?
水ingAM様の取り組みから学ぶべきポイント
水ingAM様の取り組みは、システム構築・運用・活用の面で、多くの学ぶべきポイントがありました。
- システム構築・運用が、事業戦略としっかりと結びついている。
- 「担当者が楽になる」のではなく、
本来期待されている質の高い仕事をするための業務効率化という意識を持っている。 - 「システム名」から入るのではなく、各システムの性質・位置づけをしっかりと理解したうえで、
実現したい世界の視点からアプローチをしている。 - 現場での柔軟な活用を支援する仕組みを構築できている。
- 変化を恐れない。変化に対応していくことを前提にシステムの構築・運用を設計している。
といった点が挙げられます。
水ingAM様が取り組んでいる分野は、財務、営業管理、人事管理といった既存のカテゴリを横断したものであり、既存のシステムの観点からみると、名前をつけることが難しいグレーゾーンと言えます。敢えて言えば、「経営管理システム」が近いかもしれませんが、一般的には財務・営業管理系の情報でとどまっているケースが少なくありません。組織や事業は人なしには運営できませんから、実はそれだけでは「組織運営」「事業運営」「経営」の支援システムとしては不十分なのですが、人の情報の扱いの難しさから、その先に進めない企業が大多数です。しかし水ingAM様では、そこに安住することを良しとせず、果敢に人事系の情報を組み込んでいきました。また、経営層や現場からのフィードバックを受けて、レポートやシステムを適切に変化させていくことにも正面から向き合っています。そうしたことが、現場でも活用される、厚みのある事業運営支援システムとして活用が進んでいる大きな要因でしょう。
「経営情報に人事情報を適切に組み込む」、「人事情報を経営情報にステップアップさせる」ことを目指しているRosic経営情報システムが、水ingAM様の取り組みと出会い、支援をさせていただくことができたことは、水ingAM様、Rosic双方にとって幸運だと考えています。今後も、新しい挑戦に寄り添い、水ingAM様の更なる成功を支援するとともに、そうした支援を通じて、Rosic経営情報システムの質の向上に取り組んでまいります。
以上